銀の手二刀流あれこれ

銀の手二刀流にまつわるあれこれ

 

・銀の手二刀流内部処理の違い

SFC版ではサブ攻撃についてはダメージ量のみをメイン攻撃に追加するだけのダメージブーストとしての動作のみであった。

 

リマスター版ではサブ攻撃は独立した一つの攻撃となり、命中判定等の判定がサブ攻撃にも入るようになってしまった。

 

また、内部の処理順もメイン→サブの順となりこれらの仕様が色々と不具合を招いている。

 

 

・命中判定

銀の手二刀流のサブ攻撃は普通に通常攻撃として諸々の判定が入るのでサブ攻撃のみミスしたり、逆にメインを外してもサブ攻撃のみが当たったりもする。

 

また、内部的な処理順はメイン→サブとなっており表示上のミス判定の順もこの順になっているため、エフェクト上はサブ→メインなのにミス表示はメイン→サブとあべこべになっている。

 

見た目上サブをミスしたと見えても本当はメインの方をミスしている事になるので注意されたい。

 

 

・振り逃げ

銀の手二刀流で振り逃げを行うと、上記処理順の関係でメイン振り逃げで隠れる→サブ攻撃で出現するという流れを取ってしまうため永遠に隠れる事ができない。

 

この時見た目上は隠れている事になっているが、本当は隠れられていないので非常にややこしい。

 

詳しくは隠れ状態のあれこれを参照して頂きたい。

 

 

・即死、石化技で連続攻撃

銀の手二刀流で即死、石化技を使った時に相手が即死、石化すると連続して同技を次の相手に打ち込むようになる。

 

これの原因は上記のサブ攻撃が独立した事に起因する。

 

まずメイン攻撃の処理で即死、石化が入るとその時点で敵が死亡したとして除外されるが、その次の処理でサブ攻撃が同じ敵を対象に攻撃処理を行おうとする。

 

当然いない相手に攻撃処理を行うわけにはいかないので、同じターゲット指定を先に倒された時と同じように別の敵キャラへ対象を変更する処理が行われる。

 

対象の変更が完了したら変更した相手に攻撃処理を行うわけだが、この時改めてメイン攻撃から攻撃処理を行ってしまうために、同じ技を何度も使うという異常事態となる。

 

サブ攻撃を独立させた事、メインサブの攻撃順、対象変更の動作など様々な要素が複合的に絡み合った結果の奇跡的なバグなのである。

 

クイックタイムで強制スタン状態にし、耐性の無い状態異常が100%入る状態にしてマインダスハンド等を撃つと耐性のある相手に当たるか全滅するまで行動を続けるサイボーグと化すので壮観である。