RTA in Japan Winter2023で走者の応援うちわを作った話

唐突ですが、RTA in Japan Winter2023で出場走者さんの応援うちわを作りました。

その知られざる(?)制作裏話を雑に書いていこうと思います。

長文となりますので、休み休み読み進めて下さい。

 

・はとまろさんとは

まずは応援うちわを作った出場走者さんの紹介から。

https://www.twitch.tv/hatomaro_8810 

最近お気に入りのRTA走者さんです。

出会いは夏のRIJの数か月前、スーパーワギャンランド2のRTAを走られているのを見たのがきっかけでした。

スーパーワギャンランド2は幼少の頃、従兄弟の家で遊んでめっちゃおもしれー!ってなってたゲームで、自分の中でワギャンランドといえばコレ!というゲームでした。

そのワギャンのRTAという事でホイホイ見てみたわけですが、衝撃を受けましたね。

あの頃クリアするのも大変だったゲームがRTAとなるとこうもスタイリッシュに攻略できるものかと。

そこから見始めたのですが、落ち着いた口調に年齢が近いことから趣味も近くなんというのでしょうか、波長が合うそんな配信者さんだったのでお気に入りとなりました。

また、チャネルポイント交換の「廊下に立っとれー!」(CV:ドラえもんの先生)がとても楽しく配信の雰囲気作りに一役買っている(1視聴者談)

 

 

 

・とんかつ隊長さんとは

続いてもう一人の出場走者さん。

https://www.twitch.tv/commander_tnkt

最近お気に入りのRTA走者さんですpart2。

はとまろさんからの繋がりで見始めた方です。

最初の頃は遊戯王封印の記憶をよく走られていたのでその印象が強いです。

ロックマンXのシグマ隊長がお好きで名前にもある通りタイチョウ!とよく呼ばれます。

F-ZERO99の配信以降は配信の終わりにF-ZERO99をされる事が多く良くおじゃましておりました。

はとまろさんと同じく落ち着いた低音ボイスでゲームの趣味も合うのでこちらもお気に入りとなりました。

ロックマンX関連のチャンネルポイント交換が豊富でこれがまた楽しい、タイチョウ!

 

 

・11月5日

さて、時は11月5日。

この日RTA in Japan Winter2023の当落発表がありました。

今回の注目作品はサガ繋がりのサガフロと、この二人が走られるドラ3でした。

スケジュール次第ではありますが、これは現地に見に行きたいなと思いました。

その後のスケジュール発表にてこの2作品が連続で並ぶ事となり、これは

絶対に行くしかねぇ!となったわけですが。

 

そこで少し思いました、チャンネルポイント交換が楽しいとお二人を紹介しましたが、

本番でそれが使えないというのは少し寂しいなと。

ん~と考えているとふと頭にアイドルのライブシーンが頭に浮かび、

観客席でファンがうちわを持ってアピールしているイメージが出てきました。

そうか、これだ!うちわにチャネポを実装すればいいんだ!と思いついてしまったのです。

 

楽しそうと思った事はついやりたくなってしまう性格です、これはもう

動くしかないと思ったのですが、この日は既に韓国出張直前。

海外からでは色々と出来る事が制限されるため実際に動くのは出張後に、としました。

 

・韓国出張中

という事で韓国出張に出たわけですが、せっかくなので

本格的に動く前に内容を固めておこうという事で考えていました。

 

表裏の2面あるので二つ実装できるな、となるとそれぞれの面に

走者お二人のチャネポをそれぞれ実装が良いなとなりました。

そしてどのチャネポを実装するか、これはすぐに決まりました。

と言うのもお二人の代表的なチャネポ交換を考えた時にすぐにピンと来てしまったのです。

 

まずははとまろさん、これはもう「廊下に立っとれー!」以外ありませんでした。

普段の配信を見てる人は分かるかと思いますが、恐らくこれが

一番使われていてかつ場面に合わせて使いやすいのです。

 

次にとんかつ隊長さん、こちらは色々候補があったのですが、はとまろさんが

廊下であるのならその対比と言う形が面白いなと思い、「サスガダァ」を選びました。

「サスガダァ」はシグマ隊長がイレギュラーを倒して帰ってきた時に

待機していた部下が帰ってきたシグマ隊長を見つけて言う言葉です。

 

この対比という形にした事で、RTA本番での状況に合わせてうちわの出し方を

変えて応援が出来る!これは楽しい!と少し盛り上がってました。

 

さぁ、うちわのイメージも固まって来た所で一つ問題がありました。

そう、私は絵がまるで描けないのです。

流石に仕事で使うので構造物の簡単な模写程度はできますが、イラストはさっぱりです。

文字だけなら何とかなりますが、お二人のアバターキャラクターを入れたいと

考えていたため、イラストを描くのは必須でした。

自分で出来ないならどうするか、それはもう人に頼むしかありません。

幸いにも、両名に共通してファンアートを描かれている方が何名かおられたため、

全員に断られるような事が無い限りは何とかなりそうです。

 

という事は次に問題になるのは「誰」に頼むのかでした。

が、これに関しては実は速攻で決まりました、そう犬丸ゆらいさんです。

 

先に犬丸ゆらいさんのご紹介をしましょう。

犬丸ゆらいさんはプロのイラストレーターさんで、twitch等のゲーム配信等で

使われるアバターキャラやエモート等を中心にお仕事として描かれています。

お得意な分野はチビキャラやデフォルメされたキャラで、

分かりやすく愛らしいキャラクターをよく描かれているのを目にします。

出会いははとまろさんの配信で、最初の頃はイラストレーターさんと思っておらず、

テトリス99でよくねじ伏せられてたので、テトリスつえー人という印象でした。

 

さて、速攻で犬丸ゆらいさんに決まった理由ですが以下の5点です。

 

①走者両名の配信での遭遇率が高い

②絵柄が応援うちわに適している

③走者公認グッズの経験が既にある

④定時配信されているので相談を持ち掛けやすい

⑤お仕事依頼の導線がはっきりしている

 

①については、走者両名の配信時間にお仕事のお供としてご視聴される事が多いようで

チャット欄で言うのも何ですが、リスナー間の顔なじみみたいな感じでした。

今回制作にあたり、お二人をよく知る人にご協力願いたいと思っていたので

走者両名の配信で見かける人というのは大事でした。

 

②について、いわゆる応援うちわでは遠くから見ての視認性の良さが求められます。

コントラストのはっきりとした分かりやすい絵が求められるわけですね。

この点については犬丸ゆらいさんの絵柄はドンピシャでした。

他に検討していた絵師さんたちもそれはそれは素晴らしい絵を描かれるのですが、

淡いふわっとした絵柄を得意とした方が多く、絵柄が合わないかな?と思ったのでした。

 

③については、はとまろさんのチャンネルを見ていただけると分かりますが、

はとまろさん公認で缶バッジを犬丸ゆらいさんがBOOTHで販売しております。

お二人の名刺デザインも犬丸ゆらいさんが担当されており、走者公認グッズなら

この方に頼めば大丈夫!という安心感がありました。

 

④について、犬丸ゆらいさんは普段19時から2~3時間程度ご自身のチャンネルにてほぼ毎日配信されています。

配信の邪魔をするのもアレではありますが、最悪そこでリアルタイムに相談できる安心感がありました。

 

⑤については副次的な効果だったのですが、後に書く理由によりお仕事として

依頼する事になったので、プロとして活動されてる犬丸ゆらいさんは

お仕事依頼の導線がはっきりしているのがとても助かりました。

 

 

という事でこれらの理由により犬丸ゆらいさんだ!と速攻で決まりました。

 

うちわの構想と依頼先が決まったので、動き出すのは韓国出張から帰ってから

という事で帰国を楽しみにしていたのですが…

 

まさかの出 張 延 長 ! !

 

これにはまいりました。

実はマリオRPGリメイクの発売に合わせて、一気にプレイしたいと

思っていたため11月17日に有給を取っていたのですがそれすら浸食する有様。

結局遅れに遅れて帰国は18日となりました。

その後の19~21日はマリオRPGやりたさが勝ってひとまずはこっちの方は

後回しとなりましたので実際に動き始めたのはその後の週末になりました。

 

・11月25~26日

という事でマリオRPGの方もぼちぼち落ち着いてきたのでこちらを進め始めました。

まずはうちわ制作業者探しです。

イラストの依頼を出すにしても納期のデッドラインを決めないことには

依頼のスケジュールが決められません。

まずは制作業者を決めて納期から逆算する形でイラスト制作の納期を決めねばなりません。

 

という事でうちわ制作の業者を探し始めたのですが、とにかく数が多い!

選択肢が多いのは良いのですが、どれが良いのかまるで分かりません。

見る限り2週間程度が一般的な納期のようですが、絵師さんに急がせるのは

クォリティ面でも、人道面でも避けたかったのでイラスト納期を2週間程度

確保しておきたい、そうなると2週間納期では本番直前すぎるので流石に避けたいと思い

なるべく短納期対応でかつ、予算面から小ロット対応の所を探しました。

 

そんなわけでイラスト制作2週間、うちわ制作納期1週間でスケジュールを組み、

各所への依頼の準備を整えました。

 

さて、じゃぁ依頼するか!となる前に一つ問題が浮かび上がりました。

イラスト制作依頼を無償依頼として協力をお願いするか、有償依頼とするかです。

石油王の如く湯水のように資金を使えるわけでは無いので出費を抑える所は

抑えたいと考えるのは人の世の理です。

普段から犬丸ゆらいさんの配信を見ていて人柄の良さは感じていており、

また犬丸ゆらいさん自身が走者両名のファンという事もあって

無償であっても引き受けて頂ける可能性は高いとは思いました。

ですが結果的には以下の理由により有償依頼とする事にしました。

 

①断られると以後の動きが厳しくなる

②やりがい搾取は嫌いだ

③無償でも謝礼は渡したいと考えていた

 

①は上記の通りスケジュールが結構ギリギリであるため、ここで断られると

次に依頼する絵師さんを決め、相談を持ち掛けて…となりスケジュールが

どんどん後に遅れていくことになります。

また、次に依頼する絵師さんにも断られるリスクも存在するため、

何としてもここで依頼を通しておきたいという事情がありました。

 

無償では正直断られても文句は言えません。

また無償で断られたから有償に変えますっていうのも非常にかっこ悪いものです。

それならもう最初から有償依頼にしてしまえば断られるリスクを最小限にできますので

本プロジェクトの成功を優先するならば有償依頼だと判断しました。

 

②についてはただの僕の信条です。

日頃より良いクォリティの仕事には正当な報酬が支払われるべきと考えており、

世間で言われるやりがい搾取という物を非常に毛嫌いしておりました。

そして今回の依頼、よくよく考えてみると走者のファンという立場を利用して

無償で絵を描かせるというやりがい搾取になりかねないと気づいてしまったのです。

 

事前に公募して犬丸ゆらいさんから立候補してくださるのであれば

ボランティアとして扱えますが今回はこちらかの依頼です。

これは何かしらの報酬を用意しなければ、自らの信条として筋が通らないなと。

 

③については②とも繋がる所ではありますが、私自身のわがままに付き合って頂いたので

無償依頼だったとしても何かしらお礼はしたいと考えていました。

絵や作曲などが出来るのであればネット上でもやり取りできるので、そういった形での

お礼もあったのかもしれませんが、流石に私はそういうのが出来るタイプの

クリエイターではありません。

そういったお礼が出来ないのであれば誠意を見せる一番の方法は一つ。

札束の力で殴りつける他ありません。

 

物語の中では札束の力で殴るなんてのは悪い者の象徴として描かれがちですが、

現実世界では相手に誠意を見せる一番手っ取り早い方法です。

特に私のように一般受けしやすい技術を持たない者にとっては重要な手段と言うわけです。

 

 

そんなわけで有償依頼としてお願いする事になりました。

犬丸ゆらいさんはプロのイラストレーターとして活動されており、

お仕事依頼の導線がはっきりしていたのでこの点は非常に助かりました。

ココナラからお仕事依頼できますので興味ある方はぜひ見てみてはいかがでしょうか。

 

とは言え、趣味でお仕事依頼なんて初めてですのでココナラでの

お仕事依頼の流れを調べ、依頼料の検討などをしているうちにこの日は力尽きました。

 

・11月27~28日

という事で27日の仕事終わりから動き始めました。

まずは各所への依頼の文面の作成。

一つははとまろさん、とんかつ隊長さんへアバターキャラ使用の許可取りです。

お仕事として依頼する以上、キャラの著作権を持つお二人に

無許可でというわけにはいきません。

ご本人に早々にプロジェクト内容がバレてしまいますがこればかりは仕方ありません。

お二人からすればただのリスナーの一人から急に連絡が来るわけですから、

失礼が無いように、また混乱させないよう注意しました。

 

二つ目は犬丸ゆらいさんへの依頼。

依頼内容として何がしたいか、そのイメージ、守るべきポイントや現在の状況など

要点を押さえて分かりやすく伝わるよう意識しました。

完全にお仕事モードの文面で書いていたので配信でコメントする時と違い、

かなり固い印象を持たれたかもしれませんが、あまりなぁなぁにしても

良くは無いのでその方針で行く事にしました。

 

色々と並行しながらやっていたので文面が出来たのは日付が変わってからでした。

先に走者お二人に許可依頼をツイッターのDMで出し、続いて

ココナラで犬丸ゆらいさんへ依頼を出しました。

ここが一番ドキドキしましたね、何事も動き出しは緊張するものです。

 

そんなわけで依頼を出すだけ出したので返信待ちで( ˘ω˘)スヤァしました。

 

28日の昼、ツイッターを覗いたら走者お二人より快諾のお返事を頂きましたので

感謝の返信をして、まずは第一段階無事に進んだぞと胸を撫でおろしました。

 

そして仕事終わり、ココナラの方を確認しましたら早速犬丸ゆらいさんから返信が。

いきなり問題発生なのですが、僕が探した印刷所の画像指定形式が

犬丸ゆらいさんの環境では出力対応していないとの事。

こいつぁしまった!と思ったのですが、同時に使い慣れた印刷所を紹介して頂き、

そちらであれば問題無く対応できるとの事でしたのでそちらで検討する事としました。

見るとオタ向け特化の所のようで小ロットでもお値段良心的の良き所でした。

ただ納期の方は約2週間と短納期対応はしていないため、ゆらいさんの方

納期を巻いて頂く他なく、その点だけお願いしました。

 

その後了承頂きまして、取引成立。

実作業を進めて頂く段取りとなりました。

少しトラブルありましたがこちらも無事進み、何とか胸を撫でおろした所でした。

 

・11月29日~

という事で次の日、日課のココナラチェックしたら下書き出来ました!の連絡が。

は?早ない?

下書きだけでも2~3日いるかな~?とか思ってたのでまさか次の日に来るとは。

いや、表裏2面のうちのどちらかだけかもしれない…チラッ

両面やーん!はやーい!

 

いやいや、まだクォリティを見てみないと分からんぞ…チラッ

うぁああああ!!めっちゃ素敵やーーー!!

ぼんやりイメージしていた内容を圧倒的に上回る内容!

何なんだ、これは本当に僕が発注したモノなのか!?

 

はい、という事で下書きの段階でもはや手を入れる所が無いレベルの物が届きました。

これ以上良くするアイデアも出ないし、下手に手を入れれば逆にこの

完成したバランスを崩しかねないくらい良き出来だったので特に修正も無しとして

このまま仕上げ作業に進んで頂くようお願いしました。

 

正直、僕のぼんやりイメージではキャラクターと文字を雑に置く程度でしたので

各キャラクターのポーズや表情、テーマとしての表裏の対比などあらゆる面で

細かく考えて頂いており、もう感心しっぱなしでした。

流石はプロの仕事です。

 

そして、何より両面の下方に描かれている小物類(蜂、バケツ)。

僕からの指定は文字とキャラクターのみでしたので、これは嬉しいサプライズでした。

しかも内容も蜂(はちみー要素)とバケツ(廊下要素)とお二人の配信を知る

犬丸ゆらいさんだからこそ描ける要素で非常に素晴らしい追加要素でした。

 

この時点でもう犬丸ゆらいさんに依頼して良かったと終わった気になってしまってましたが

まだ気を抜いて良い段階ではありません。

仕上げが終わるまでワクワク…いえ気を引き締めて待たねばなりません。

清書・仕上げは流石に時間かかるでしょうから納期直前までじっくり待つか…

などとその気になっていたまさごの姿はお笑いだったぜ!

 

という事でなんと!ほんの数日後に完成しました!の連絡が。

え?はやない?(2回目)

お仕事相談を持ち掛けてから1週間もたってないんですがそれは。

 

いや、まだだ。実物を見るまでは信用せんぞぉー!…チラッ

うわああああああ彩色されてピッカピカに出来上がってるぅううううう!!

これほんとに僕が依頼したもので良いんですか!

何というか、まだ工程が残っているものの、自分が企画したものが

想像以上のクォリティで出来上がってくるともの凄く感動するものがあります。

 

その後、印刷所に納める画像形式にて納品頂き取引完了となりました。

クォリティももちろんですが、納期をかなり前倒しして頂いたため、

余裕をもって後の工程を進める事が出来、大変助かりました。

 

さて、ここから先は僕のお仕事です。

とは言っても印刷所に仕事を投げるだけですので簡単なものでした。

データ入稿の不備も特に無く、すんなり発注できましたので後は待つのみです。

 

・完成まで

さて発注を済ましたわけですが、当初の予定よりお安く済み少しお金が浮きました。

そして犬丸ゆらいさんにお早く納品して頂いたおかげで当初の予定通り

RiJ開始の1週間前に納品が間に合いそうです。

 

浮いた分のお金は自分のポッケに入れても良いのですが、ここは手早く良い仕事を

してくれた犬丸ゆらいさんに還元するのが筋でしょう。

ちょうどココナラの新規登録お友達紹介ポイント(1000P)も配布されたので

感謝の気持ちを込めて合わせて追加報酬として支払いました。

感謝の気持ちを札束に代えて殴るのは気持ちいいぞ、全人類体験すべき。

 

この時点で走者お二人にこんな感じの絵になります~っていう報告をするか

というのも少し悩みました。

とはいえ、完成品ドーン!のサプライズの方が楽しそうなので

完成品が来るまで待つようにしました。

が、完成品が届くまで早く報告したくてうずうずしてたので

中間報告した方が良かったのかもしれませんね。

 

・完成品到着

納品予定日は実は12月16日(土)でした。

しかしこの時、お仕事の方が修羅っていた上にこの日出勤日であったために

帰宅の時間がいつになるか分からなかったので配達日を次の日にずらしました。

結果的には早めに帰宅できたのでこの日受け取り出来たのですが、

予想出来ていなかったので仕方なしです。

 

という事で12月17日(日)午前、ついに完成品が届きました。

印刷もイメージ通り、うちわの台紙もしっかりしていて想定よりよく出来ていました。

自分で企画したものがこうして形になるとこう来るものがありますね。

最初手にした時は「お、おお…!」という感じで思わず手が震えてしまいました。

 

さぁ開封の儀を済ましたらやる事は一つ。

ついったー(X)で報告&告知です!!

 

まずは写真、構図は決まっていたのでこれは問題ありませんでした。

次に本文ですが、140字の制限があるため情報をうまくまとめないといけません。

1ツイート目で伝えたいポイントは

・RiJ走者の応援うちわを作った

・絵は犬丸ゆらいさんに描いてもらった

・はとまろさん、とんかつ隊長さん、犬丸ゆらいさんのアカウント

・当日現地にて無償で配布する

・みんなで大応援団を作ろうぜ!!

だったのですが、思いのほか文字数ギリギリだったのでこんな感じになりました。

 

140文字制限ぐぬぬ…

続いて2ツイート目は目印と取り置きの連絡です。

という事でこんな感じで(知らない方には)唐突に告知を振りまきました。

 

反響はご存じの通り、ご本人達はもちろんファンの方々より絶賛の嵐。

推し活しただけで絶賛されて自己肯定感爆上げです!

みんなも推しグッズ作って自己肯定感を上げるといいぞ。

 

なお配付用40枚用意しましたが、ファンの方で当日来れる人という条件で

どれだけ来られるか分からなかったので多めに用意しました。

欲しい方にはなるべく行きわたるようにしたかったので。

 

なお、このツイートの後走者さんの方でRiJ運営の方に使って良いかの許可を取られていたようです。

ただのファングッズなので問題無いとは思ってましたが、お手数をおかけしてしまいした。

 

・RiJ当日

という事で約40枚のうちわを例のトートバックに詰め込みました。

うちわって、意外にかさばるんですね…(◞‸◟)

トートバッグをパンパンにしつつ早朝5時に三重を出発です。

 

東京までは公私共に行き慣れているので余裕こいてましたが、

地下鉄の乗り換えに若干手間取りまして9時少し超えて到着しました。

 

会場はパッと見普通にビルで若干ここで良いのか不安になりました。

しかし、既に突撃済みの有志達の情報からここだと確信を持てたのは良かったです。

 

会場へと降りるエスカレーターに乗ると、ゆっくりと受付と会場入り口が見えてきます。

エスカレーターの速度でわくわくとドキドキがゆっくり高まってくるの良いですね。

 

早速受付、QRコードと接種証明を見せてスマートに…とはいきませんでした。

いかんせん荷物が多いため接種証明だしたりしまったりであたふたしちゃいました。

受付自体は無事完了しました。

 

という事で案内等のチラシと紙のリストバンド(再入場用)を貰いました。

紙のリストバンド、結構ペラペラなので簡単にブチッといっちゃわないか心配でしたが、

実際に付けてみたら引っ張りにはかなり強い素材のようで、

貼り合わせた所を剝がさない限りはそう簡単には千切れなさそうな感じでした。

最近の技術は凄いものです。

 

会場インしてざっと全体を見回すと、こちらに気づいて近づく人が。

見ず知らずの人ですが、特徴的なドラえもんの服…とんかつ隊長だ!!

そう、事前にツイッターで服のツイートをされていたのでとても分かりやすかったのだ!

そして二人組、つまり相方ははとまろさん…!とても分かりやすい!

 

というわけで、早速名刺バトルです。

と言っても私は名刺を作ってませんので、名刺の代わりにうちわを押し付けます。

と、名刺バトルをしている間に付近に潜んでいたお二人のファンの方々も

こちらに気づき、集まってまいりました。

ひとしきり名刺バトルとうちわの配布をしたところで走者お二人は直前練習へ。

軽くエールを送りつつ見送った後はひとまずその時走られてた64ドラの視聴をしました。

 

「しょうがないなぁ」がしばらく頭から離れなくなりました…。

 

しばらくして走者お二人が走者席にスタンバイし始めましたので、

他のファンの方々と一緒にソファ席へ移動しました。

 

走者のすぐ後ろだと走者自身の緊張も伝わってくるようで手に汗握りますね。

今より規模は小さいですが自分が走った時の緊張を思い出して懐かしくなりました。

本番中は後ろを気にする余裕は無いでしょうが、少しでも心の支えになれば

また走者画面のにぎやかしになればとの一心で応援します。

 

さぁここで制作者特権発動、うちわ二刀流!!

これは両の手にうちわを装備する事で2倍の圧力でうちわをだせるのだ!

って事で、右手左手でくるくる表裏を変えながら応援していました。

場面場面に合わせてうちわを振るの、楽しかったです…

 

本番の走りはアーカイブを見て頂くとして、お二人とも無事完走されて何よりでした。

最後には会場の撮影をされてる方に絵面がとても良いのでと写真まで

撮って頂き感無量でした(見たい方は適当に探してください)。

応援うちわ作って良かった~とより強く実感できましたね。

 

そんなこんなで完走後にいつまでも居座っても邪魔なのでぼちぼち移動なわけですが、

僕の方はサガ勢の端くれでもあるので、その後のサガフロを見ないわけにはいけません。

そんなわけでサガフロ視聴に移ったわけですが…

この時残ったうちわを走者お二人に託せば良かったと後になって気づきました。

 

この日はまだ仕事の納まってない方も多く、来れない人も少なからずいました。

それゆえに、次の日にお二人に会うというファンの方もいましたので、

走者お二人に託しておけばより多くのファンの方にうちわが行き届いたわけです。

更に余ったとしても、今後お二人がオフラインイベントに参加される際に

配りやすいのでとても都合が良かったなと少し後悔しました。

 

今後オフラインイベントにご参加される場合は全力で託しに行きますので

走者のお二人は覚悟しておいて下さい(何の?)。

 

という事で最後まで書ききった完走した感想ですが…

推し活はきちんと筋を通して、本気でやると色んな所から感謝されて

自己肯定感爆上げだから全人類やるといいぞ。

後は趣味でのイラストの依頼とか普段経験出来ない事を出来たおかげで

今後何かやりたいってなった時の選択肢が広がった気がします。

 

今後とも面白いと思ったことを(周りに迷惑をかけない範囲で)躊躇せずにやっていきたいですね。